芸能活動で中学生なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの芸能活動で中学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の芸能活動で中学生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.1 1 芸能活動で中学生なアニメランキング1位
くまみこ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (799)
3295人が棚に入れました
ほんの少し昔のおはなし。あるところに小さな巫女さんのまちと、言葉を喋るクマのナツが一緒に暮らしていました。
二人はいつも仲良し、今日も一緒に外で遊んでいるとふわりふわりと雪が舞い始めました。
いつもより少し早い冬の訪れを感じ、家に帰るとそこでは村の大人たちがナツの冬眠の相談をしていました。
ヒグマであるナツを、本格的に吹雪になる前に冬眠させようとしているのです。
それを聞いていたまちは、冬の間ナツと一緒に過ごせる方法は無いかと考えるのですが・・・。

声優・キャラクター
日岡なつみ、安元洋貴、興津和幸、喜多村英梨

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

クマと巫女の日常

原作未読。クマと巫女の日常を描いた、のんびりとした作品です。

クマ(ナツ)は代々村の神として崇められている存在で、言葉を話し、微妙な字も書けます。また、タブレットPCを使いこなすなど、ハイテクに強いクマです。
巫女(まち)は中学生。都会の高校に行きたいと思っていますが、クマ(ナツ)に反対されています。極度の人見知り&機械音痴です。

全体的に、まちとナツの掛け合いは、テンポが良く、とても面白かったです。


だけど、良夫の『村おこし』にかける情熱はウザかったです。
そして、良夫が何か仕掛けるたびにまちの表情が暗くなり、最終的に、まちは精神を破壊される・・・って、作品のメインヒロインを精神的に破壊してしまっては、もはや「日常ほのぼの系」とは呼べませんよね?

【結論】
物語=3.0。
まちとナツの掛け合いや、村の人々との交流の物語は良かった。
「村おこし」関連のネタは、結果的にまちを傷付けるだけだったのでマイナス評価。
キャラ=4.0
良夫以外は良かった。良夫の自分勝手で独りよがりなキャラがマイナス評価。

【総合評価】
良夫=いらなくね?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

田舎コンプレックスのギャグ? いいえ、病みアニメです。GO精神科

後味の悪いアニメでしたね。。。
今期アニメでいちばん声をあげて笑えるアニメと期待してましたが
当たり回の方が少ない気がしてきます
出来のよいギャグアニメで、間の取り方
ネタのチョイスも良い
ただ、笑いのパターンが少なすぎる。。。これは飽きます
7話位から惰性で観ていました。

OPと声優さんがチョット気になりますが
3話目には慣れてむしろ好きになります。コワレタ感じがいい

まず、おすすめポイントをあげていきます。

①まちちゃんの可愛さ
主人公まちちゃんは限界集落の山村で巫女をやってる中学生です
世間知らずにもほどがあるズレっぷり
本人が頑張るほど空回りするのがかわいいです

まちちゃんの突飛な行動や
世間知らず、空気の読めなさに、ツッコミ役のクマがツッコミいれる
これがコメディーの基本パターン

無自覚に意味深な言葉を発してしまったり
服をはだけてしまったりと
無防備な姿に萌えますが
製作は狙ってます まちちゃんの幼いときの回想といい
くまに作画エネルギー注がなくていい分、まちちゃんに全力ですね
転倒シーンをアクションアニメ並みに動かしてるのに笑えます


②サブキャラの役割が明確
くまはお父さんポジション。
最初はずいぶん淡白なキャラで味気ないな。。
笑い取る気あるのかなって思いましたが
そういう係じゃなかったんですね。。
テンションを押さえたツッコミポジションでした

それ以外の大人たちも、まちちゃんをイジる配置で
ヒロインまちちゃんでいかに笑いを取るかって部分に
集約した構成になっています。
悪くいうとサブキャラの魅力は全くありません。


・オススメはできない
田舎コンプレックスの少女だったはずが、回を重ねる事に
重度の精神疾患を感じさせるほどになります。
病みシリアス展開です。
まちと、くまのナツの関係は完全に共依存の関係で
明るい未来の予見がまったくできない。。。


・さいごに
病みアニメです。
登場人物の成長もなければ、人間関係も広がらず
まちの被害妄想をギャグで処理しきれなかったのは
残念ですね。。。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

がっこうぐらし以来の衝撃

限界集落で暮らす中学生の女の子雨宿まちとなぜか人間の言葉を話せる熊(ここ重要)クマ井ナツ
1人と1匹を中心とした生活を描く日常系に分類されるアニメになるのかな
最後にちょっと考えさせられることもあったし共感できることも多かったし
何よりまちがかわいいし春クールで見たアニメの中でなかなか印象に残ったアニメでした。

{netabare}
まず最初に目につくのはまちがかわいい!
今住んでる村が嫌で都会の学校に行きたいと言い出すまちになつが都会っ子クイズと称して
いろんな試練を課して都会暮らしの下準備というか訓練的なことをしたり役所勤めでいとこの良夫の
村おこしのイベントになかば強引に駆り出されたり村人たちとの交流だったりが各話の骨子になるのかな
まちの時代遅れというか今時珍しい機械音痴っぷりや最新機器などを目の前にした時の喜びっぷりは
初々しくてかわいかったしなつや良夫など身内に対してはちょっと内弁慶気質で少し外の世界に触れたり
未知の事態に遭遇するととたんに怯える、誤解を恐れずに言いますとそんなまちの奮闘を見るにつけ
なんだか嗜虐心と庇護欲、2つの感情がないまぜになって何とも不思議な気持ちでございました。

そんなまち目当てにブヒブヒ見ていた自分なのですがここで1つ問題があり、まちと一緒に遊んだり
戯れているなつの存在、これが血縁関係も何もないただのおっさんだったら画面の前の紳士諸君も
さすがに倫理的というか道義的にまずいと思ってしまうと思いますがこの作品に限ればそれは問題なし!
なんせ相手はクマなんだから、道義的気まずさを最初から感じさせないよう先回りし
紳士たちの需要に合わせた作品造り、資本主義万歳ですな。


それに魅力もそこだけではなくたぶん自分だけじゃなく地方、特に東北ないしかつて東北に住んでいた人にとっても
共感できるようなエピソードは多かったんじゃないかな
しまむらがなぜか充実していたり、村人たちの人間関係や
水かけご飯の回で出てきた身内がこさえる謎調味料だったり大都会仙台やオシャレな店いざ入ろうとすると
逆に気後れしてしまうお上りさんというか椋鳥的視点だったり思わず共感し苦笑してしまうような
エピソードが各話にちりばめられていて、最近は日常アニメの数が増えてきてるように感じますが
それと共に田舎をクローズアップしたアニメもちらほら見かけますがそういうのを見てると
癒されるのは間違いないんですがなんというか都会人にとってのサプリメントとして位置づけられた
田舎アニメなんじゃないかと感じないでもなく全部が全部嘘っぱちだとは思いませんが
都会暮らしには都会暮らしの大変さがあるように田舎も田舎で大変なんだよと声を大にして言いたい
(雇用も少ないし、最低賃金も安いし、人間関係も濃いし、つーか同じ人としか会わんし)
話はそれましたがそんな残念さ、それも特に地の生活の部分に焦点を当て毒を含んだ形でも
うまく物語に落とし込み笑い飛ばしてしまう、地方の悲哀から目を背けたり美化するのではなく
笑いに変えるようなスタンスは非常に好みでした。

特に気に入ってるエピソードは村おこしCMを作る回で見栄えしない名産品(他意はありません)で
村人たちが集まり低クオリティーなCMを作る、皆一生懸命に取り組むがにじみ出てしまう
垢抜けなさがツボでしたし最後のスポンサーに関するオチも毒が利いてる感じで
そんな田舎の闇を笑いに変えるこの作品特有の観点は見ていて痛快でした。

そんなことも思いながらまちのかわいいさも愛でつつ最終回を見てたんです、
見てたんですがねぇ・・・
{/netabare}


↓以下最終回ネタバレ
{netabare}
自分はまとめサイトを斜め読みしてたらネタバレくらったくちで心の準備はできてましたが
それでも衝撃的でした、あらすじは省きますが都会に出るという夢敗れたまちが幼児退行endという・・・
一応11話を見た時点で自分の何となくの予想では今までの都会っ子クイズを思い出し
無事神楽をやり遂げた後都会に出るか村に残るかまちが決断するのかなーと
実際はそんな予想の斜め上でしたが。

初めに断っておきますが自分は良夫の生贄云々は物の例えだと思うし
この最終回で全てが台無しになったとかそういうことは思ってないです。
(自分のような日常アニメのつもりで見ていた人たちにとっては晴天の霹靂でやらしい話
需要には応えられなかったと思いますが)
むしろあの最終回を見終えた後だとミステリー小説を読んでいて予想外の結末すぎて
もう一度最初から見返し伏線を確認したくなる衝動に似た思いといいますか
全てが裏返って見えてしまうんですよね。
(そこにはおおらかで寛容といえば聞こえはいいが
そのじつあまりまちに関心がない村人、
なつの心の奥底でくすぶっていたまちに対する独占欲に加えて
良夫の村おこしの名をもとに無理難題を押し付けられるまちの姿が・・・)
今までそういうグレーな部分も美化せずギャグ調に描写していくスタンスだっただけに余計に・・・

いやほんと幼児退行したまちと考えなくていいんだよという台詞とともになつと戯れながら
EDが流れてるシーンはちょっとしたホラーですよ、アメリカのアニメとかでたまにお目にかかる
ナチュラルな狂気というか。

このような最終回を叩きつけられた後は村の闇の部分が嫌でも思い出されちゃうんですよね
「結城友奈は勇者である」の製作に携わったプロデューサーの1人はそのアニメを少女たちが
苦難に遭うことで日常の大切さを逆説的に教えてくれる「新日常系アニメ」だとインタビューで
答えたそうですが「くまみこ」の場合はそれと少し違くて日常の中に潜んでる闇を教えてくれる
「亜新日常系アニメ」だと自分は思います。
人はそう簡単に変われないという痛切なスパイスを含んだメッセージが内包されてるかもしれませんね
製作陣の意図は知る由もありませんが。

と、いうわけでこの日常系アニメに対する強烈なアンチテーゼを含んでるかもしれないアニメ
「くまみこ」オススメです!(血涙)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45

79.5 2 芸能活動で中学生なアニメランキング2位
僕の心のヤバイやつ 第2期(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (236)
799人が棚に入れました
重度の中二病で陰キャの市川京太郎と、クラスで人気者の山田杏奈。 美少女らしからぬ行動を繰り出す山田に、市川は目を離せずにいた。 そんな市川の恋心を知ってか知らずか、山田は天真爛漫に近づいて来る!! 全く違う世界にいたはずの2人。しかしその距離は、徐々に近づいていき……。

声優・キャラクター
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観た後にじんわりくるラブコメの名作 第二章

[2024.3.31見終わって]
最終話みてあらためて思ったこと。
山田さんのことを本気で心配して山田さんの一部になりたいって思う下心なしの純粋な気持ち。
市川くんの山田さんへの想いはもう恋じゃなくて愛だなぁって。

なんていうか、大人の普通の恋愛ものよりも、こういうピュアな恋愛もののほうがココロにくるのって、市川くんのお姉さんの放課後デートじゃないけど、思春期の恋心ってもう二度と味わえないものだから尊く思えちゃうんでしょうね。

市川くんは山田さんのおかげで成長できて、山田さんも市川くんのおかげでもっと自分を好きになれた。
ほんと、とても素敵なラブコメでした。原作者さん、アニメスタッフさんありがとうございました。

ラストで1期OPのヨルシカの「斜陽」が流れる粋な演出にまた涙腺が。。

[初回感想]
1期は私にとって名作でした。
原作の良さをうまく引き出してる演出とリズと青い鳥の音楽などを手掛けた牛尾憲輔さんの静かでエモい劇中曲、そして市川くんが山田さんと出会ってからのココロの動きと成長を丁寧に描かれてて、見てる私のココロを何度もヤバくさせていただきました。

そして待望の2期!!
実は原作も最新刊まで読んでまして、これからの展開はおおよそ知ってはいるんですが、でもだからこそ あの展開を1期と同じスタッフがどうエモく演出してくれて私のココロをヤバくしてくれるのか、楽しみで仕方ありません。

OPの二人のダンス、かわいいですね。スキロー思い出しました。
EDは1期に続いて こはならむさん。今期もまた本編の余韻をいい感じにしてくれそうな曲ですね。

各話感想は以下のとおりです。

ツイヤバ
{netabare}アマプラで12月から公開されてる短編集です。
2期のとこから入って一番上から見れます(^^♪
なんとなくタイトルの音楽とか高木さんっぽい感じしますね。
全部面白かったですけど、「おねえと買い物」「肉まん」が好きかも。
僕ヤバがお好きなら見て損はないと思いますよ☆彡{/netabare}

karte13「僕らは探している」
{netabare}「山田さんは仲いいとかじゃないんで・・」
男の子の照れ隠しあるあるなのかな。。
「・・でも一番・・頼りたいと思ってる・・」
1期の初めの頃に比べてここまでちゃんと自分の気持ちを山田さんに伝えることができるようになった市川くんにじんわり。
自分が載ってる雑誌を見せたい山田さんもかわいい。
「仕事、好きなんだな」
こういうこと好きな子から言われたらすごく嬉しいよね♡
失くしたキーホルダーを必死に探す市川くん。
「ある!絶対にあるから!だから気にするな」
こんな大きな声で山田さんを励ますようになるなんて。。
市川くんの想いと成長にちょっとうるっとしちゃいました。{/netabare}

karte14「僕は大人のなりかけ」
{netabare}好きな相手に自分をもっと知ってほしいって気持ち、よくわかる!
卒業アルバム見せたり、自分のココロの奥底にある思いを打ち明けたくなったり・・
その気持ちをちゃんと優しく受け止めてくれた市川くん。
でもそんな市川くんにもココロの奥底にある不安な気持ちがあって。
少しずつ大人になっていく二人のやりとりが甘酸っぱくてたまりません。。{/netabare}

karte15「僕は山田と」
{netabare}「中学生だから好きなこといっぱい増えて成長して・・環境も心だって変わるんだよ」
市川くんのお姉さんの言葉はそのとおりなんだけど、
「それはない!僕は・・ずっと山田が好きだと思う」
市川くんのこの想いも間違っていない。
2人がこの先どうなっていくかなんて誰にもわからない。
でも山田さんに嘘をつかせたくなくて、真っ直ぐに向き合っていたいって思う
そんなのいやだーって叫びたくなる、山田とつきあいたいってつぶやいて悶えてしまう
思春期の、初恋の、この想いにキュンとしちゃうんですよね。{/netabare}

karte16「山田は僕を」
{netabare}「勘違いしても・・いいよ」
二つに割ったチョコの文字がスから♡に見えたとき。
市川くんの中の、そうだったらいいな・・が確信に変わって。
先輩の言葉に言い返したり、負けずに手を振ったり。。
それも山田さんが自分のことを好きだと分かって、もっと素直に自分の気持ちを出せるようになったから。
早よ告白して付き合えとか思っちゃうかもだけど、こういうもどかしいけど少しずつ進んでいく二人の初初しい恋もいいなぁって思います。{/netabare}

karte17「僕は知りたい」
{netabare}山田は自分と違う景色を見ている・・
それでも・・僕の知らない景色を話す山田は美しいんだ

仕事が好きなんだなって言ってくれた
市川が気づかせてくれたんだよ。。すごく嬉しかった。。

もし山田が普通の中学生に戻ったら・・
もしそうだったらこんなに好きになってない!!
尊敬してるんです・・杏奈さんを

でもなぜかつらい
自分が子供すぎてくやしい

そんな真っ直ぐな市川くんがとても素敵だなって見てて思いました。
こういうところが山田さんも好きになったんだろなって。
自分が撮った山田さんの写真をすごく綺麗だろって素で言ったり。。

次回は原作読んでた時も好きなお話だったので、とても楽しみです♡{/netabare}

karte18「山田は僕が好き」
{netabare}市川くんの周りにくる人が増えて嬉しそうな表情したり、いい先生ですね。
中学生になって、自信が持てなくて自分を嫌いになっていた
でも今は・・
前よりも自分を好きになって信じることができたのは、光と出会ったから。。
二人の勇気のバトンとしての秋田けんたろうのやりとりも良かった。
それを手に握りしめながら、勇気をもらって自分の気持ちを話す山田さん。。
自分の気持ちにちゃんとケジメをつけたり、去り際にわざと連絡先の話したり、先輩も普通にいい人でした。{/netabare}

karte19「僕らは溢れ出る」
{netabare}市川くんのカラオケからのOPの流れ良かった♬
挙動不審になったり、相手の言動に敏感になったり
お互いの気持ちはわかってるのに・・わかってるからこそ落ち着かない気持ち。
お互いに好きだけどまだ恋人になりきれていない二人。
ほんと、ここまで少しずつ進んでく恋する気持ちを丁寧すぎるくらいに描いてるラブコメってなかなかないと思う。
市川くんがマフィンを渡して死ぬほどかわいいって言ったあたりでうるっときちゃいました。。{/netabare}

karte20「僕らは夜更かしした」
{netabare}山田さんが家にお邪魔して妙にテンション上がる市川のお姉さんかわいいw
今回あんまり書く感想ないので、関根のことでも。
関根って山田家でチョコ作りのとき彼女の振りを喜んでやってたり、わざと市川の机で義理チョコ配ったり。
行動の表面だけなぞると市川のことが好きみたいだけど、全然決してそんなことはなくて。
たぶん、モデルやってて彼氏みたいな存在もいる山田に対してのちょっとした思いの裏返しなのかな。。
でも山田のことは友達だと思ってるしちょっとした悪戯だと思うんですけどね。{/netabare}

karte21「僕らは約束した」
{netabare}素でうっまぁ。。って言われたら料理人としては嬉しくなるよねー。
でも本人への告白の前に親に告白って・・w
ラーメン二郎、昔連れてってもらったことあるけど、予想以上に量があって少し残しちゃいましたw
いつも山田さん側に立って気遣いしてる市川くんが素敵。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

見守りたい初恋

からかい上手の高木さんとはまた違うテイストの「見守りたい初恋」
一期も大好きだけど相変わらずエモくて素敵なピュアラブコメ
二人がお互いのことを真剣に考えてるのが伝わってくるし、市川くんが山田以外との関係性も良くなって成長してる感じ

確かに市川くんはイケメンではなくて、外見にはまったくキュンとしない
でも市川くんの行動力はホント素晴らしくて、「見た目がダサい」「釣り合ってない」「モテない男の妄想」っていう批判を跳ねのける人としての魅力がある

一期でも語ったけど、美人でモテモテの女子が必ずイケメンで高スペックな男子を好きになるか?っていうと現実はそうでもないんですよ(っていうと彼氏さんに失礼だけど)
外見やステータスに惹かれる女子はもちろん多いんだけど、育ちが良くて教養のある女子はイケメンやステータスでは恋に堕ちません、そういうハイスペックで自信過剰なイケメンが黙っていても群がってきますから、モテる女子ほど男の中身を冷静に観察しています、モテたいなら外見だけじゃなく言葉遣いとか仕草とか友達との付き合いかたとか細かいことまで気を抜くなって男性向けの恋愛本で言われるのはそういう理由
あのチャラい先輩は外見が可愛いだけの女子にはモテるだろうけど、中身のある女子には底の浅さを見抜かれる、そういうダメな見本として先輩はとてもいいキャラクター、めっちゃイラっとするけど!
パーフェクト女子だからこそ、見せかけだけの男じゃなくて内面のカッコ良さに惹かれるんです、モテ女子はうわべだけのチヤホヤなんて慣れてるから心に響きません
山田は外見じゃなくてちゃんと中身を見て男を判断できるステキな女子だと思う

こういうの見たいってのをストレートに描いてくれた真っすぐな作品
二人の関係をずっと見守っていたい!
期待通りの2期で大満足です!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

先制の初回、中押しの6回、ダメ押しの最終回……ヤバすぎる2期

引き続き原作未読で視聴。

【物語 5.0点】
恋愛ラブコメ続編物でありがちな、
連載続けたいから引っ張ってるのは分かるけど、早くくっけば良いのに?という焦れったさから来る退屈さ。

対して、この2期は、思春期の自意識過剰に伴う繊細さ故に恋路に踏み出せない、
葛藤する少年少女の心理描写の解像度を極限まで高めることで、
退屈になりかねない停滞期を、濃厚な人間ドラマに昇華することに成功しています。


象徴的だったのが第10話(karte22)
{netabare} ヒロイン山田が、市川と山田の恋愛進展を早急に後押ししようとする女子・半沢に対して、
送った手紙を市川がうっかり読んでしまうシーン。{/netabare}
これはこれで好きな女子の本心をうっかり垣間見ちゃう激ヤバなムズキュンイベントなのですがw
それ以上に中二病少年のハートが如何に繊細なコワレモノで、
恋愛成就させるためには熟成する時間が必要であることが、
作者も、きちんと整理できていることが確認できた印象的なカット。

何故、今はまだ、付かず離れずの距離感が適切なのか、
都度、納得できるだけの心情表現があったので、
私は前向きな気分で告白前のもどかしい恋愛劇を見守ることができました。
というより毎回キュンキュンして尊死してましたw


卒業式?体育祭?修学旅行?ダルくてやってられんし。
主人公・市川もまたカースト下層民らしく、各種学校行事を毛嫌いしながら、
心のモヤモヤをぶつけるはけ口としてチャッカリとイベントを活用しちゃってる。
一周回ってやっぱり学校って青春って良いなと視聴者に思わせる。
学校との距離感も良い意味でささくれだっている感じで良かったです。

しかし、まさか第6話(karte18)にて、{netabare} 送辞{/netabare} で感動させられるとは思いも寄りませんでした。
美容院で髪型から変えて男の本気をぶつけられる学生時代のくだらないイベント。
全てがしがらみに絡め取られている実社会では、そんな都合の良いサンドバッグはそうそうありませんw
儀式は組織内政治であり私心は全て検閲で弾かれますw


こんな病んだヤバい大人の私がラスト感涙したのは言うまでもありません。
自分で踏み出した一歩。しかと見届けました。
私も挑戦をやめないで、自分を好きになろうと思いました。
素敵でヤバい恋愛続編物をどうもありがとうございました。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・シンエイ動画

相変わらず撮影の貢献度が高い本作。
心に何かが芽生えた時に差し込む光など、
リアリティより心情反映に重きを置いた処理が成され
市川と山田の青春劇を盛り上げる。

振り返ればこの2期は初回から言葉以上に伝わる作画の心情表現もトップギアでした。
市川と山田の両想いなんて、周りはとっくに気付いている。
だけど口には出さずにそっとしておいてあげよう。
冒頭から映像を通じて空気感が伝わったことで、
私も見守り視点でスムーズに折り合うことができました。


キャラが躍動するOP映像も高密度で素晴らしい出来栄え。
本シリーズ配信を独占しているAmazon Prime Videoも、
最近OPスキップボタンを挿入して来るようになりましたが、
映像美に目を奪われた私はワンカットも飛ばせませんでした。


【キャラ 4.5点】
作中、中3進級イベントを挟んだ2期。
新たなクラスメイトとして、告白成功させたい祝いたい、
恋愛積極煽り勢の安堂カンナや半沢ユリネが登場。

ただここも、あくまで初恋は見守る、育む。
少年少女が抱えたモヤモヤした関係性は、
恋愛という枠に性急に分類することなどできない。
こうした基本線は変えない上での、終盤、佳境に向けたスパイス。
思春期の恋愛は焦っちゃいけないという反面教師として機能した感じ。


モデルでもあるヒロイン山田杏奈。
芸能界サイドからはマネージャー諏訪や、
山田の隠れ大ファンで{netabare} カリスマモデルの香田ニコ{/netabare} が割り込む。
いずれも市川に、こんな根暗な僕が光の差す場所で輝く山田と釣り合うのだろうか?
この恋心は絶望だという市川の葛藤描写を拡張するサブキャラとして有用でした。


あとは山田のパパ。圧が凄かったですw
でも{netabare} 一緒にゲームで遊べる楽しい方で良かったです。{/netabare}


【声優 4.5点】
市川の心の中の格好つけたいもう一人の自分、
“イマジナリー京太郎”役の福山 潤さん。
市川も初恋で殺人本より恋愛漫画読むようになって、
イマジナリーも2期になってさらに出番が増えている気がw

放送に先立つ1期振り返り動画では、
市川姉役の田村 ゆかりさんを差し置いて、
ナレーションした福山 潤さんのナルシストボイスが作品をナビゲートw


級友・足立役の岡本 信彦さん。
神崎、太田と共に頭の悪い中学生の猥談ネタ担当の三バカの一角で、
折角のイケボを無駄遣いしている感が相当ありましたがw
終盤11話、{netabare} 山田への恋慕を巡って市川役の堀江 瞬さんとぶつかり合った雨中騎馬戦。{/netabare}
泥臭くて格好良かったです。


山田の親友・小林ひちろ役の朝井 彩加さん。
よしよし~って感じで山田を理解してあげられる、
保護者な朝井さんの明るい濁声。
1期、2期通じてホッと一息付ける癒やしスポットでした。


思えば、山田役の羊宮 妃那さん目当てで観始めた『僕ヤバ』
好きな男の子と夢を叶える仕事の好機との間で揺れ動くヒロインボイス、
相変わらず何でも美味そうに食べるもぐもぐボイスw

羊宮さんはこの夏、同じくテレ朝のアニメ枠・NUMAnimationで放送予定の米澤 穂信氏の青春ミステリー小説『<小市民>シリーズ』ヒロイン役も決まっており活躍が期待されます。


【音楽 4.5点】
アマプラにNUMAnimationと、
独占イチオシしたいメディアに恵まれた『僕ヤバ』。

宣伝も兼ねた動画、番組での赤城 博昭監督や小沼 則義音響監督のメディア露出も頻繁で、
心情表現を極めるために、音響等を如何に工夫しているのか?
私はある程度スタッフ意図をインプットした状態で2期も観ることができました。

恋愛ってウキウキな印象ですがシャイな思春期少年にとっては地獄。
だからここはリズムは弾ませず敢えてピアノバラードをチョイスして、
倒錯した思春期心理を演出する。

現実世界では環境音が急に大きくなったりはしない。
だがここは感情が盛り上がる場面だからボリュームを上げていく。

こうした音響方針を分かった上で視聴すると、
リアリティより心情を表現できる映像作品って面白いなって感じで沼ります。


OP主題歌は、あたらよ「僕は…」
シリーズ各話全タイトルに挿入された一人称を曲名にピックアップして、
少年にとって光となった想いをぶつけるアップテンポナンバー。
大サビ前のポエトミーも良い意味でイタくてグッド。

ED主題歌は「恋してる自分すら愛せるんだ」
恋に気付いた自分すら受け止められない、
思春期の自己肯定不足によく効く良作ラブバラード。
世界を優しく祝福する歌詞世界で、クライマックスの挿入にも使える一曲。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

66.1 3 芸能活動で中学生なアニメランキング3位
魔法少女 俺(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (256)
1113人が棚に入れました
駆け出しアイドルユニット・マジカルツインで日夜、芸能活動に励んでいる卯野(うの)さきの憧れは人気アイドルグループ・STAR☆RICEの御影 桃拾(みかげ もひろ)。

彼の為なら何だって出来る。

そんな想いがまさかの奇跡を起こしてしまった! 私、今日から魔法少女です!

声優・キャラクター
大橋彩香、石川界人、三澤紗千香、羽多野渉、豊永利行、遊佐浩二、森久保祥太郎、久川綾、一条和矢
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

魔法少女…でいいんだよな?的なアニメ

【先行2話視聴】
個人的に好きな部類っぽい。
PV見たときは結構ハードなものかと思ったら、かなりギャグより。場面場面で腹抱えて笑ってしまいました。魔法ものやアイドルもののパロディをあちこちにちりばめ、どうしてこうなる?という突っ込み満載なところとか、かなり行けています。{netabare}キューティーハニーっぽい歌とか、硝子の銀河とか、「わてと契約して魔法少女になってや」とか…マスコットかい!、寝坊遅刻の朝飯それ? あぁやっぱり最後は肉体言語! ラブコメ?百合?BL?四角関係なのかどうかワケわからん…{/netabare}

なにより、中の人がノリノリ。なので、とても見やすいです。作画も悪くないし、2018春アニメで結構話題になりそうな予感。

【視聴を終えて】
全編ギャグでした。正直、話の中身は何も残りません(笑)。でも、それで良いのだと思います。この作品に「魔法少女」の何かを求めるのは間違っていますし、流し見て、笑えるところがあれば笑って見流す、そういう作品です。作画がきれいなのと、中の人のノリノリ感を楽しんでほしいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魔法少女になれば、アイドルになる夢を叶えてあげるポン♪ (でも、女性アイドルとは一言も言ってないポン ニヤリ)w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
魔法少女モノの、新たな挑戦(笑) ギャグメインですw

ネタアニメ枠ではありますが、楽しいアニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これまで、男性の女性化は少ないながらありましたが、女性の(ムキムキ)男性化は、初めて観ましたw

ギャグアニメとして、そこそこ楽しめました。なんか、「裏側」(普通と逆)ばかり攻めているアニメでしたね(笑)

ちょっと上手いな~と思ったのは、「男が魔法少女 俺」になるのではなく、ちゃんと可愛らしい「女が魔法少女 俺」になるところです。日常パートはちゃんと?女子なのでw いわゆる魔法少女を期待した人にも、一応、適応(笑)

黒幕マネージャーは、少し意外で、なかなか面白い展開でした。最後、感動展開で、良い敵役に成長しましたね。結果、一番好きなキャラでした♪

まあ、何が記憶に残ったかといえば、妖魔の惨殺っぷりと意図的作画崩壊、調子っぱずれの歌かな。

高いクオリティのアニメではありませんが、多分、一生忘れないとは思いますw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
敵、雑魚キャラっぽく見えて、強ぇな(笑) メタネタ。作画、ある意味すごいな。歌w 顔w 語尾(笑) まあ、戦う以上、ムキムキになるのは、理にかなっているわな(笑)

2話目
フランケンシュタイナーw マジカルチャカ、は笑いました(笑) 撲殺w マスコット(笑) 触手責めw

3話目
性的な意味で好き、の後の顔(笑) 回想で震えるとこの(膝元アップ)、ガタガタで気持ち悪いんだが(汗)
何も理解してないが、とりあえず頷いた(笑)

4話目
バール(笑) 仮面ライダー、やめい(笑) まあ、これだけ変態なら、そりゃテレビに出られるよな(笑) プロフェッショナル、怒られるぞ(笑)

5話目
ぴえろ繋がり(笑)? ゴジラパロ、、、そこで作画頑張るんかい(笑) メタネタ。ダメなシロバコだな。ヒデェ回だな(苦笑)

6話目
WUGを思い出す(笑) むしろ、女湯での二人を観たい視聴者心理を分かった上での、スカシ(笑)

7話目
骨格まで変わっている(笑) マネージャー、スゲェ(笑)

8話目
まあ、ヨーグルトってことで、ね(苦笑)

9話目
新たな魔法少女。

10話目
お母さん、ぶっ飛んでるよな(笑) マネージャーのキレッぷり(笑) 超展開(笑)

11話目
行政の縦社会なめんなや(笑) 世界の崩壊というより、作品の崩壊だな(笑)

12話目
感動バトル風、からの、超必殺技(笑) ラストは結構好き。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

まるで(一部地域のデリカシーの無い)関西人が考えたようなベタで独創的な発想。(?)

「魔法少女」のセオリーを脱線した「アンチ魔法少女」モノで、ややコメディ寄り(?)
2018.04.27
「『魔法少女』モンつくったら、大抵話題になるやろ。
せやったらこんなんどうや?女の子が変身したら『男』になるねん。えきせんとりっくでオモロそうやで。悪い奴倒すんやったらやっぱり『漢』でないとのぅ。しかもそんじょそこらのヒョロい兄ちゃんやない。バンプアップに腹筋割れ、腕も足もガチガチの筋肉や。これくらい盛り付けんと相手を殺(や)れんわな。まあ顔はムサいと受けが悪うなりそうやからしゃーないし爽やかイケメンにしとこか。敵のザコキャラもマッチョにしとこ。その方が迫力あるバトルになんで。あと武器はヤッパ(刃物)かチャカ(銃)やろのう。仕留めるんやったら利いてんのか利いてへんのか判らん光線やら叫んだりするよりよっぽど確実やで。
ほんでチビこいマスコットみたいな奴おるやろ。『魔法少女』を助けるやつ。アレ・・・ヤーさんにしたらどうや?きょう日のガ〇は、なかなか言うう事聞きよらんし、ヤーさんがイッパツかましたったら大抵素直に聞きよるんとちゃう?どや?イケそうやろ?

ん?服かい?そら『魔法少女』いうたら『フリフリ・スカート』に決まっとるやんけ!今さら何ぬかしとんねん、ボケッ!!」




目を閉じると、そんな経緯が「どこかで」あったかのように思わせるアニメ。
「これゾン」の歩も(見苦しい)ショックだったが、本作はそれをさらに「上回ってる」感じ。(笑) 色々とヤバめなシーンをモザ処理して笑いを誘ってはいますがどうだろう?

(気持ち悪さに?)脱落者も多そうだけど、とりあえず続けて見てみます。(笑)

2018.05.07(途中感想){netabare}
第5話「魔法少女☆旅行中」
本編脱線。そんなに庵〇が憎いのか?そんなに〇野が妬ましいのか?そんなに庵〇が羨ましいのか?と、思える程に「〇ン・ゴ〇ラ」と「エ〇ァ」をパロディ・ベースにアニメ制作業界におけるブラックな面を自虐にしたストーリー構成。改造人間・藤本一郷、二剛、三豪、四業、五鋼、六轟の中の人もシンジ君、加地さん、日向マコト、トウジ、ケンスケ、カヲル君とエヴ〇尽くしの面々。こんなアニメになんと無駄に豪華な声優陣!

内容は「カス」と言われても仕方ないだろうが、現場の悲痛な窮状を訴える気概が感じられますネ。(夢を作る『現場』に『夢』は無い?){/netabare}

2018.06.26【視聴終わって】
妖魔達による『作画崩壊』は『魔法少女(という名のガチムキお兄さん)』によって救われましたとさ・・・

作画粗目でしたが何かとパロディやら揚げ足取りに自虐ネタなど面白かったです。しかし「女装男子」や「妖魔のプリチーフェイス&ムキムキボディ」に不快感を持つ方々は早々に離脱されたようで・・・(笑)

とても『変』なアニメでしたが、(たまに)こんな作風があってもイイと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19
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